チームの紹介

札幌市教職チーム設立の経緯とねがい

設立の経緯とあゆみ

昭和56年苫小牧市より札幌市に異動になった大越とそれより2年前に釧路市より異動になっていた若澤により、札幌でもチームを作って、全道教職員大会に参加しようということになる。早速、札幌在住の教育関係者によびかけて、昭和58年1月苫小牧市で開催された第8回全道教職員アイスホッケー大会に参加、C級で見事、初優勝を飾る。当時のメンバーには、札幌大学職員の永澤(現札ア連競技事業委員長)武田(現札大アイスホッケー部監督)、北海道大学教員の谷(現北海道大学アイスホッケー部部長)、港克則(現、健康スポーツ財団統括課長)をはじめ、北海道文化体育協会の山下、多田(現教職員チームキャプテン)、水上(現真駒内公園所長)、鈴木らがおり、少数ではあったが、強力な布陣であった。

昭和58年、第9回全道教職員アイスホッケー大会の準備にあたり、このままでは、チームが結成できないと考えた二人は、本格的に教職員を中心としたチーム結成に動き出す。昭和59年1月帯広市で開催された第9回全道教職員員アイスホッケー大会でも、2年連続の優勝を飾り、その勢いで、札幌市内各小中学校に、「チーム参加よびかけ」のプリントを配布する。

昭和59年10月12日には、札幌市教職員チームの第1回目の練習が行われ、7名が参加した。同年10月26日に代表者大越孝彌、代議員若澤勉、会員12名で、札幌アイスホッケー連盟に加盟申請を行う。11月の札ア連理事会において「札幌市教職員チーム」が正式に認可される。ユニフォームも作られ、Gkを除き、年齢順に背番号が決まった。なお、最初のメンバーは、次のとおり。1番北島弘道、2番岩瀬義久、3番中川晋、4番伊藤紘、5番瀬川勝二、6番川田哲夫、7番山崎富司、8番江川佳徳、9番若澤勉、10番大越孝彌、11番星川敏、12番松本邦博、13番松山幸博、14番高橋季里

昭和60年釧路市で開催された第10回全道教職員大会には、初めて新チームで参加、大越が全道小の指導などで参加できず、メンバー不足や雪害で列車が遅れ車内で防具に着替えタクシーで会場に直行、アップもなしにフェースオフになるなどのアクシデントもあり、初勝利はならず、2戦目も同点で抽選負けという結果であった。ちなみに、全道教職員大会での初勝利は、翌年の第11回大会での苫小牧戦(5対1)であった。決勝は釧路と対戦、布川、大越(2点)の得点があったが、惜敗する。この時の釧路チームのメンバー(舘岡・田村・佐藤・魚住・矢島他)とは以来、長きにわたり、ライバルとして、勝利を2分していくことになる。
2月からは第10回札幌選手権大会が開催され、初参加をする。成績は2勝2敗の3位、通算ポイントは大越G6A5、若澤G5A1,中川G4A3などであった。

昭和61年には会員も25名を越え会則を決定、初代会長には、本郷小学校長水落元爾氏(当時札幌市校長会会長)が就任する。
昭和62年には、第13回全道教職員大会の開催地を札幌で引き受けることが決まり、より強固な体制づくりが必要になる。水落会長より引き継いだ新会長水上豊後校長のご尽力により札幌市議会議員の鈴木伊佐夫氏に名誉会長を引き受けていただき、副会長重本勘治校長、理事長大越、副理事長若澤の体制が整い、会員数も飛躍的に増え40名になる。
昭和63年第13回全道教職員大会が(財)札幌アイスホッケー連盟、札幌市教育委員会の協力のもと、札幌オリンピックのメイン会場であった真駒内屋内競技場、月寒体育館はじめ星置スケート場の3会場を使って盛会裏に開催された。

この年に開催された第13回札幌選手権大会で、札幌市教職員チームがDプールで準優勝を飾り、ベスト6に我がチームより丸山、藤井、大越の3名が選ばれる。
平成2年第15回札幌選手権大会ではCプールで優勝を飾り、ベスト6には北島、丸山、藤井の3選手が受賞した。メンバーも大幅に増えたため、教職員A・教職員Bの2チーム編成にする。
翌年の平成3年第16回札幌選手権大会では、Bプールでも準優勝を飾り、札幌の最高峰であるAプールの栄冠を勝ち取る。当時は優勝しても、1年に1階級のみの昇格で、我がチームは7年間という短期間でトップチームの仲間入りを果たしたことになる。これも、当時の会員全員のチームの結束力の賜物で、素晴らしい仲間たちであった。ベスト6を小山、中村、大越の3選手が受賞した。
平成4年には、Aプール進出の原動力であった多くの選手が、若手選手育成のため、Bチームに移籍したため、第17回札幌選手権大会はAプール10位でBプールに陥落が決定してしまう。尚、この年より、札幌選手権はリーグ戦からトーナメント戦方式に変更され、第1回クラブリーグが新たに創設される。
平成5年には、第18回全道教職員大会を大会長大内登し丸校長、副大会長石井一男札幌アイスホッケー連盟会長・畑中弘校長のご指導のもと、運営委員長大越、運営副委員長若澤、水上、事務局長高村はじめ多くの会員の協力で盛会裏に開催する。

平成8年第21回札幌選手権大会では、札大出身の選手の加入もあり、Aプールに復帰するが、その後、Aチームの教職員の減少に歯止めがかからず、本来の教職員を主体にしたチームに戻すため、平成16年AチームはBLAZERSと名称を変更、Bチームは「札幌市教職員チーム」として現在に至る。この年の1月には第29回全道教職員大会が、大会長若澤校長、副大会長大越園長、高村運営委員長、吉田運営副委員長の体制で札幌にて開催される。
平成20年1月第33回全道教職員大会は、大会長大越校長、副大会長加藤教頭、帯屋運営委員長、百島運営副委員長の体制で、若澤の強力なバックアップのもと札幌にて開催される。この29回大会と33回大会は大会長はじめ全員が教職員チームの構成員で運営された歴史的な大会でもあった。《2010年(平成22年)9月13日記載》

近年の我がチームの戦績

平成19年
第32回全道教職員大会E級準優勝、第16回クラブリーグFプール3位、第48回札幌市民体育大会Cプール3位、第2回サマーリーグDプール5位
平成20年
第33回全道教職員大会E級優勝、第17回クラブリーグFプール3位、第49回札幌市民体育大会Cプール準優勝、第3回サマーリーグDプール4位
平成21年
第34回全道教職員大会E級優勝、第18回クラブリーグFプール4位、第50回札幌市民体育大会Cプール優勝、第4回サマーリーグDプール2位
平成22年
第35回全道教職員大会E級優勝、第19回クラブリーグFプール2位、第51回札幌市民体育大会Cプール優勝

設立のねがい

昭和59年1月に、発行した「チーム参加よびかけ」のプリントにも書かれているが、このチームは未経験の方を大切に、初歩からの練習も大切に、楽しみながら「激しく・速く・男らしい」アイスホッケーの魅力を追求、多くの方々にアイスホッケーの素晴らしさを知っていただくことと、子供たちへの指導技術の向上も目指して設立されました。 会則では、目的を、「札幌市教職員のアイスホッケーの普及振興と会員相互の研修親睦を図ると共に、札幌市の児童生徒へのアイスホッケー普及振興に寄与する」とあり、今はこの趣旨に賛同する一般社会人の方々も加え、もう少し幅広く、アイスホッケーの普及振興に役立っていければと考えて活動しています。

是非、この素晴らしい冬季スポーツを一人でも多くの子供たちに体験させてあげましょう。そして、私たちも、全会員のチームワークでアイスホッケーを生涯にわたって楽しんでいきたいものです。

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